
この春、リニューアルしたばかりの大阪市立美術館が、かつてない展覧会を催しています。「日本国宝展」――なんと、展示されているのはすべて国宝! 135点もの国宝が大阪に集結しました。ちなみに、大阪では初の国宝展とのことです。
いくつも目玉があり書き切ることはできませんが、内覧会に見ることができた主なものだけでも「金印」「火焔型土器」「信貴山縁起絵巻」「孔雀明王像」「洛中洛外図屏風(舟木本)」「動植綵絵」など「一生に一度」は見るべきものがずらり。ほかにも「燕子花図屏風」「唐獅子図屏風」「雪松図屏風」「伝源頼朝像」などが順次展示されます。
時期を同じくして京都国立博物館や奈良国立博物館でも、数年に1度の特別展が開かれていますが、個人的には(上町台地に大阪市立美術館があることを割り引いても)コレが「一番スゴイ」ように思います。お見逃しなく!
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/kokuhou2025
●会期は6月15日(日)まで
●観覧料 2400円
●土日祝日は時間指定制


