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332回目の「西鶴忌」が天王寺区「誓願寺」で執り行われました

Posted on 2025年9月15日2025年9月15日 by うえまちウェブ編集者

9月14日(日)、上本町 誓願寺で332回目の「西鶴忌」 が執り行われました。
天王寺区上本町西にある浄土宗寺院「誓願寺」。このお寺には江戸前中期「好色一代男」「日本永代蔵」などの作品で一世を風靡した戯作者 井原西鶴や、学問所「懐徳堂」を江戸中期以降、140年にわたり経営したことで有名な中井甃庵を初祖とする中井一族のお墓があります。

法要は午後1時からの山中ご住職による墓前での読経に始まり、本堂での回向、森田雅也関西学院大学教授の記念講演へと続きます。今年の講演のタイトルは「西鶴と堺」。「西鶴諸国ばなし」や「日本永代蔵」などの西鶴作品と「堺」との関わり、朱印船貿易にはじまる国際貿易の時代背景のお話や「朱座」の話、私貿易(密貿易)のお話まで、幅広い話題でとても興味深く聞かせていただきました。

旧暦8月10日に亡くなった井原西鶴の「西鶴忌」は俳句の秋の季語にもなっています。また誓願寺の「井原西鶴墓」は大阪市指定文化財にもなっていますが、平成の終わりごろから一切の公的な補助もなくなりました。今は森田教授がおひとりで頑張って伝統を守っておられます。今年の参列者も10人ほど。少し寂しい思いがします。来年は「333回忌」。大阪の産んだ文豪を顕彰し続けるためにも、これからもみんなで応援していきたいものです。

Posted in まちネタTagged 西鶴, 西鶴忌, 俳諧, 天王寺, 俳句, 誓願寺
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