Skip to content

大阪の情報サイト
 うえまち新聞web

  • ホーム
  • まちネタ
  • グルメ
  • くらし
  • イベント
  • 名所案内
  • コラム・シリーズ
  • 過去のうえまち新聞
  • なんでも相談窓口
うえまちweb オフィシャルパートナー
寺子屋うえまちinいちえ

大人のための文章教室第31回 短い文がわかりやすいとは言うけれど…

Posted on 2023年5月18日2023年9月1日 by うえまちウェブ編集者

ライター・編集者
松本 正行

(例文)日本の出生率は低い。大幅な人口減少も予想される。人口の減少は経済力の低下を招く。早急に手を打たなくてはいけない。

「一文を短く」は文章を書く際の基本です。だらだらと長い文章は読みにくく、文意もつかみにくいからですが、「短ければ短いほどよい」わけではないのでやっかいです。例文は10~15字程度の短文が連続しています。もし、このまま短文ばかりが続けば、たぶん読みにくさを感じることでしょう。

修正文では「。(句点)」を1つ減らし「、(読点)」に変えました。「経済力の低下」が「手を打つ」理由のひとつですから、その関係も明確にし、文意をとらえやすくしています。

(修正)日本の出生率は低い。大幅な人口減少も予想される。人口の減少は経済力の低下を招くため、早急に手を打たなくてはいけない。

文の「読みやすさ」にはリズムが関係しています。短文と長文が適度に混じっているのがリズミカルでよい、とされるのです。先の文章も短・短・短を短・短・長にし、変化をつけました。例文より読みやすくなったはずです。

文のリズムをよくするには音読が一番です。音読し「リズムが悪いな」と感じた部分は文章の長さを変えてみましょう。きっと「これが読みやすい!」が見つかるはずです。

筆者紹介:上町台地上にある高津高校出身。新聞社・出版社勤務を経て、現在、WEBや雑誌等で活躍中。NPO法人「まち・すまいづくり」会員。

#うえまち台地 #上町台地 #大人のための文章教室 #作文術 #文章術

Posted in 大人のための文章教室
< 前
次 >
 UEMACHI web
  • ホーム
  • まちネタ
  • くらし
  • グルメ
  • イベント
  • 名所案内
  • コラム・シリーズ
  • 過去のうえまち新聞
  • なんでも相談窓口
  • プライバシーポリシー
  • 運営団体

Copyright 2023. NPO法人まち・すまいづくり All right reserved.