和宗総本山寺院。本尊は救世観音(ぐぜかんのん)。推古元(593)年、聖徳太子により創建されたとされる日本仏法最初の官寺です。幾度の災害や戦災による焼失、再建を経て、日本最古の伽藍構造を伝える「四天王寺式伽藍配置」や伝教大師最澄や弘法大師空海、法然上人や親鸞聖人など、宗派の枠を超えた各宗祖師にまつわる堂宇群、江戸初期の建物で国の重要文化財となっている六時礼讃堂や元三大師堂が残されています。また多数の国宝や重要文化財を所蔵する宝物館や舞楽の催される石舞台、亀の池など見どころ満載です。
新西国三十三箇所第1番札所のほか多数の霊場の札所ともなっています。野沢菜発祥の地としても顕彰されています。
毎月21日に弘法大師の大師会と22日に聖徳太子の太子会の縁日があり、法要だけでなく境内には食べ物や手芸品、古道具など多数の露店が並びます。また、毎月第1日曜には有機野菜や無農薬野菜をはじめ、無添加食品、手芸品などが並ぶ「わつか市」、第2日曜日には骨董品「蚤の市」で賑わいます。
また、1月の初詣、日本三大奇祭どやどや、春秋の「彼岸会」、8月の「万灯供養」などにはたくさんの人々が訪れます。
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