11月23日(土)、好天に恵まれた中、15回目を迎えた「住吉大社 神馬の道・再現ウォーク」が開催されました。午後1時、南田辺の法楽寺を出発し、神馬塚・山坂神社・津守街道・熊野街道を巡って住吉大社へというコースを歩くイベントです。
ウォークに参加された あべの会代表 閑納眞一様からメッセージをいただきました。
「出発前に法楽寺で主催者会長の挨拶があり、13時頃参加者が交替で神馬を引いて出発、まず近くの神馬塚に立ち寄り山坂神社を参拝しました。宮司さんの丁寧な祝詞を受けたあと、旧シャープ本社、西田辺交差点を渡り、熊野街道を経由し、住吉大社に向け進みました。住吉大社では、大勢の参拝客から好奇の視線を浴びる中、神武宮司、小出権禰宜に出迎えていただき、参拝・お神楽奉納を受け、16時頃無事終了しました。」 「全員が無事完歩され、住吉大社では神武宮司、小出権禰宜のお出迎え、お神楽奉納を受け、有意義なウォークとなりました。」(写真は閑納眞一氏撮影)
神馬あれこれ豆知識 ~これであなたも神馬博士!?~ <神馬の道・再現ウォーク参加者用資料より>
神馬(しんめ)・・・住吉大社には神様の馬の白馬がいます。歴代の神馬は田辺で飼育されていました。これは神功皇后の伝説に由来します。
神馬塚(しんめづか)・・・今も田辺(山坂1丁目)にある神馬のお墓で、「うどんや風一夜薬本舗」の西隣にあります。
神馬の厩舎(きゅうしゃ)・・・旧北田辺村(現北田辺6丁目)と旧南田辺村(現田辺3丁目)には神馬の厩舎があり、北田辺では戦後も厩舎が残っていました。
御馬道(おんうまみち)=津守街道(つもりかいどう)・・・神馬が往来した道といわれています。戦前まで神馬は毎日、朝に田辺から住吉大社に行き、夕方には田辺に戻りました。