佐伯祐三は日本を代表する洋画家の一人。夭折の画家としても有名ですが、実は大阪で生まれ育ちました。昨年誕生した大阪中之島美術館は、世界一の佐伯コレクションを誇ります。そもそも美術館誕生のきっかけ自体、佐伯の名作を数多く含んだ山本コレクションが大阪市に寄贈されたからでした。
佐伯の大回顧展としては15年ぶりで、約140点が展示されます。30歳で亡くなったので画家としての活動はわずかな期間しかありませんが、彼の画業の充実ぶりがこの展覧会を見ればよくわかるでしょう。有名な郵便配達夫など代表作もずらり。ぜひ、足を運びたい展覧会です。
場所 大阪中之島美術館
会期 ~6月25日(日)
料金 一般1800円