大阪中之島美術館で「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」が始まりました(2024年1月14日まで)。
テート美術館は近現代絵画のコレクションで有名なイギリスの美術館です。今回は、7万7000点を超える膨大な作品群から、「光」をテーマに117点が展示されます。先行して開催された東京会場では29万人が訪れたそうです。
この展覧会の目玉は、何といってもイギリスを代表する風景画家、ターナーの作品群でしょう。卓越した画力で知られるコンスタブルの絵画もあります(コンスタブルもイギリスを代表する風景画家。ターナーと同じ時代に活躍しました)。他にも、印象派の巨匠、クロード・モネなどの絵画、写真、彫刻、素描等さまざまなジャンルを楽しむことができます。草間彌生など日本人の作品もありました。
個人的な感想になりますが、内覧会に参加した記者のおススメはデンマークの画家、ハマスホイの「室内」と、チラシやHPなどに使われているジョン・ブレット「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」。ハマスホイもブレットも日本ではあまり知られていませんが、
作品の前に立ったら目が釘づけになるはず。お見逃しなく。
開催時間は10時~17時。入館料は一般2,100円。月曜休み(一部開館日あり)。会期は来年1月14日まで。