夕霧太夫は寛永期の三名妓の一人といわれた人で、近松や西鶴など数々の文学作品に登場します。27歳の若さで没した時には、「大坂中がその死を惜しんだ」ともいわれるほどの絶世の美女でした。いまは下寺町の浄國寺に眠ります。その彼女にちなんだ「花祭り 夕霧太夫行列」が今年も実施されました(4月7日の日曜)。今回は絶好の“行列日和”。しかも、今回は夕霧が着たという打ち掛けをもとにした衣裳の初お目見えでもありました。来年もぜひ、今年のような好天のもと、にぎにぎしく行いたいものですね。
※本行列は浄國寺、金臺寺および本紙(=NPO法人「まち・すまいづくり」)が共同で運営。毎年4月の第1日曜日に開催します。
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