
NHK大河ドラマの影響もあり、廓文化への関心が高まっています。そんななか、今年も「花祭り 夕霧太夫行列」が実施されました(4月6日の日曜)。
大坂一の花街・新町にいた夕霧太夫。寛永期の三名妓の一人といわれた人で、近松や西鶴など数々の文学作品に登場します。27歳の若さで没した時には、「大坂中がその死を惜しんだ」ともいわれるほどの絶世の美女でした。いまは下寺町の浄國寺に眠ります。
本イベントは、その彼女にちなんだもの、毎年この時期に開催しています。雨が降る/降らないでやきもきさせられたものの、幸い、行列の際には晴れ間が広がり、絶好の“行列日和”でした。年々、外国人の見学者が増えているのも印象的です。
ちなみに、最後の写真は浄國寺の桜。毎年、このタイミングで満開になり、関係者の目を楽しませてくれます。
※本行列は浄國寺、金臺寺および本紙(=NPO法人「まち・すまいづくり」)が共同で運営。毎年4月の第1日曜日に開催します。


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