ハルカス美術館開館10周年を記念した歌川広重の大回顧展。実は、広重をテーマとした展覧会はあまり多くなく、しかも今回の展示会は「大阪のみ」(巡回なし)とのこと。それだけに期待は高まります。
広重と言えば名所絵(=風景画)でしょうが、今回はそれにとどまらず美人画、風俗画なども展示されています。しかも、保存状態の一級品ばかり。前後期合わせて約330点で、広重の画業をじっくり味わうことが可能です。
今回(=前期)の展示で記者が見たかったのは「東海道シリーズ」のなかでも、名作と名高い『蒲原』。雪がしんしんと降る様が見事に描かれています。もうひとつ、フライヤーにも使われている『深川洲崎十万坪』。タカの目線で……といった発想はどこから生まれるのでしょう。他にも「これ見たことある」がいっぱいです。
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