新年 令和8(2026)年に突入しました。

昨年2025年夏には天王寺の「きんえいアポロビル」2階の大型書店「喜久屋書店」が閉店しました。同店は1996年にオープン、たくさんの人に親しまれていました。また11月には梅田では百貨店「大丸梅田店」内にあった「ハンズ梅田店」が営業を終了しました。閉店を惜しむ声も多く、懐かしく寂しい思いをした人も多かったことでしょう。
全国で百貨店や大型ショッピングモールの閉店が続いていますが、本日1月7日(水)には堺東の百貨店「高島屋堺店」が61年の歴史に幕をおろしました。大阪市内南部の人にとっては馴染みのある老舗店舗ですが、近年は周辺に大型ショッピングモールが開業したりしてするなど環境の変化の影響も一因だったのかもしれません。今日の閉店日にはたくさんの人がお別れに訪れたようです。また、中央区では1994年からファッション界を盛り上げてきた「心斎橋オーパ」が1月12日(月・祝)営業を終了する予定です。
中央区の道頓堀では「松竹座」の興行が5月公演をもって終了、 今夏「大阪松竹座ビル」の閉館も発表されています。 大正12(1923)年、映画館(活動写真館)としてスタートした演劇・歌舞伎の大阪のメッカは約100年の歴史を閉じることになりました。また将来新しい施設に生まれ変わることでしょう。
梅田・JR大阪駅南側の「サウスゲートビルディング(旧アクティ大阪)」では大規模リニューアルが予定されており、百貨店「大丸梅田店」の上部階(10~15階)は、商業施設「ルクア大阪」の新館「ルクアサウス」となる予定となっているため、一部を閉鎖、テナントは退店しました。「ルクア大阪」は3館体制となり、人気の「ポケモンセンターオーサカ」や「ニンテンドーオオサカ」などは継続して営業、レストランフロアも充実させて、今年4月にリニューアルオープンとなるそうです。また淀川区の新大阪駅「エキマルシェ新大阪」では3月末までに在来線改札内の14店舗が閉店、改装工事に入る予定。JRポイントのどちらもリニューアル後の姿が楽しみです。
梅田・JR大阪駅前「うめきた」には、2025年、商業施設「グラングリーン大阪」南館と「うめきたグリーンプレイス」が立て続けにオープン。またヒルトンの最上級ラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」や 「ホテル阪急グランレスパイア大阪」といった高級大型ホテルも昨年春に開業し、地域は大きな活況を見せ、たくさんの集客を成功させています。
ホテルでいえば今年2月には「変なホテルエクスプレス大阪 なんば日本橋アネックス」(80室)が大阪メトロ「日本橋駅」近くに、4月にはリーガホテル系「アンカード・バイ・リーガ」(200室)が「恵美須町駅」近くに、6月には「ザ・ゲートホテル大阪 by HULIC」(223室)が「心斎橋駅」近くにオープンするのだそうです。大阪も高級ホテルの地に変貌していくのでしょうか。
淀屋橋には二つの大規模な複合ビルプロジェクト。淀屋橋地区再開発事業として大阪メトロ御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」に直結する複合ビル、東側の31階建て「淀屋橋ステーションワン」と淀屋橋駅西側の29階建て「淀屋橋ゲートタワー」の2棟。両方で「淀屋橋ツインタワー」と呼ぶそうです。


「淀屋橋ステーションワン」は高さ約150mを誇るランドマークビル。昨年6月商業スペースは先行オープンしており、11月には地下1階に観光案内所がオープンしました。9月に一般公開が始まった30階スカイテラスと併設カフェは大阪の街並みを一望できる展望スペースとして人気スポットになっています。「淀屋橋ゲートタワー」は石原ビルディングやミズノ淀屋橋店(旧「美津濃」本店)などのビルがあった跡地に立つ複合ビルです。角地に建つ石原ビルディングには170年以上にわたる歴史を持つ石原時計店がありました。壁面にあった石原時計店の縦長の大きな広告を記憶している人も多いことでしょう。また地下には70年以上の歴史のを持つ「七色の珈琲」が売りの「MJB珈琲店」がありました。ああ、行ったことがある、と懐かしく思う方もたくさんいることでしょう。今年からは、近代的な高層複合ビルが人を集め楽しませてくれることになります。
大阪、特にうえまち台地とその周辺は今後目を見張るような変貌を遂げていくようです。楽しみに見守っていきたいと思います。
