大阪中之島美術館の開館3周年を記念した特別展は、いままでにない取り組みのユニークな美術展です。TRIOイコール三人組。パリ市立美術館、東京国立近代美術館そして大阪中之島美術館の3館の収蔵品のなかから、テーマに合わせて1作ずつ紹介するというもので、新たな視点で美術を楽しむことができます。テーマは34で、110作家、作品数は150を超えます。マティスやユトリロなど有名な作家はもちろんのこと、あまり知られていない作家のなかにも
これは!」というものが見つかるはず。個人的には長谷川利行や松本竣介の絵に魅かれました。
見どころはいっぱいありましたが、なかでも見逃せないテーマが「モデルたちのパワー」。モディリアニとマティス、萬鉄五郎の3人の作品で構成されており、とくに萬の作品は重要文化財に指定されています(展示は11月22日まで)。
モデルの魅力を存分に引き出した画家の筆の力を存分に味わってください。
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