ことしの夏は本当に「暑い!」。うえまち寄席を開催した8月12日はとくに猛暑で、足を運んでいただいたみなさまには感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。
さて、今回は佐ん吉さんが1席、ちょうばさんさんが2席の構成でした。まずは、ちょうばさんの「始末の極意」。落語のなかでも「あり得ない話」の代表で、ケチるところをどれだけ本気に演じるかが肝なのですが、そこはちょうばさん、トボケきって大きな笑いを取っていました。
次の佐ん吉さんも「おとぼけぶり」が見ものの「遊山船」。大川にかかる難波橋から夕涼みをする、まさに夏向きのネタです。それにしても、喜六と清八の掛け合いが見事ですねぇ。漫才みたいなのですが、私に言わせれば最近の漫才よりもおもしろい! 実際、漫才よりも落語のほうが断然、おもしろいと思います、ほんと。
そして、トリはちょうばさんの「地獄巡り」。お盆の時でしたから、あの世の話なのですが、この噺では「閻魔さんの」顔が見せ場です。写真がそれ! ちょうばさんの「いいノド」も聞かせてもらいました。
次の第43回うえまち寄席は「11月25日土曜日」に開催します。「開場13:30 開演14:00」で、今回と同じ「一心寺南会所」で。