12月8日(日)、天王寺区六万体町にある「義士の寺 吉祥寺(きっしょうじ)」で恒例の赤穂四十七士「大阪義士祭」がおこなわれました。
だんだら模様(ギザギザ模様)の壁が目を引く「吉祥寺」は寛永7年(1630年)の創建、曹洞宗の禅寺です。赤穂藩浅野家の大阪菩提寺であったことから、境内南角には浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の墓を中心として、大石内蔵助はじめ「四十七義士の墓」があります。山号の「万松山」は浅野内匠頭に賜ったものとのことです。また境内南面には躍動感のある精緻な細工の四十七士の石像が並んでいます。
吉祥寺では赤穂浪士吉良邸討ち入りの日12月14日にちなんで毎年12月第2日曜日に「大阪義士祭」を挙行。午前中は読経や焼香など、供養の仏事、祭典。合気道や居合道の奉納。昼からは子供たちの「子ども時代行列」。同時に篠笛奉納演奏とジャズ演奏など。またグッズ販売や「討ち入りそば」の提供もあり、もとても賑やかな一日です。
義士装束に身を包んだ子ども義士たち「子ども時代行列」は毎年のメイン行事。子供たちの元気な「エイエイオー」の声が響いていました。