趣味に、生涯学習に、さまざまに利用できる阿倍野市民学習センター。
近々開催されるイベントや、申込開始情報をご紹介します。
●あべのフィルムライブラリー 特別上映
4/29 火曜祝日 午前の部「破戒」(119分)
10時~ 70人(※申込先着順) 無料
※この上映回のみ、電話(または来館)申し込みが必要です
4/29 火曜祝日 午後の部「スギメ」(87分)
13時30分~ 70人(申込不要) 無料
あべのフィルムライブラリー GW特別上映会「破戒」「スギメ」
●天理大学連携講座

第1回 ユーラシア草原の騎馬民族と正倉院宝物
5/24 土曜 13:30~15:30
60人(多数抽選) 無料

第2回 直観の心理を知ろう:あらたな無意識
5/31 土曜 13:30~15:30
60人(多数抽選) 無料

第3回 和辻哲郎『古寺巡礼』を読む
6/7 土曜 13:30~15:30
60人(多数抽選) 無料

<コラム>「“いま”を映し出す学習センター」
うえまちwebをご覧のみなさま、こんにちは。
阿倍野市民学習センターの能崎です。
阿倍野市民学習センターを定期利用されているグループの、1年間の学習成果の発表の場である「あべのグループフェスティバル」が、去る3月8日、9日に開催されました。参加はのべ51グループ、市内授産施設の2団体にも販売ブースにご出店いただき、たくさんのご観覧の方々にもご来場いただいて、盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました。
このグループフェスティバルと同時開催として、「阿倍野市民学習センター開館30周年」の記念展示を行いました。1994年6月に開館して以来、センター界隈の景観も大きく変わりました。大阪のランドマークである「あべのハルカス」は開業が2014年、ハルカスの向かいの「あべのキューズタウン」は一足早く2011年に開業です。今回、地元の写真館さんと阿倍野区役所のご協力を得て、ハルカスやキューズタウンができる前の、かつての町の様子を記録した写真を展示したところ、その頃を知っている方々からたくさんの思い出話、写真にはない場所の記憶などをお聞きすることができました。
また、阿倍野市民学習センター初年度の事業報告書から、1994(平成6)年に開催された講座・イベントの資料の展示なども行いました。社会の変容につれて、社会教育に求められるものも変わっていきます。写真とは違ったかたちで、1994年当時の「いま」が映し出されている報告書に目を通していると、新しい施設の事業企画を担う緊張感や、学びを求めて来られる市民のみなさんとの出会いに胸を膨らませている、職員の心境がリアリティをもって伝わってきました。
さて、まもなく始まる新年度事業に阿倍野市民学習センターはどのような「令和7年度」を映し出すのか、みなさま、どうぞ楽しみにしていていただければと思います。
阿倍野市民学習センター 電話06-6634-7951