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大人のための文章教室第34回 敬語は過剰より控えめが美しい

Posted on 2023年11月7日2023年11月7日 by うえまちウェブ編集者

ライター・編集者
松本 正行

(例文)川崎監督もおっしゃられていましたが、岡崎投手の調子は本当によさそうです。

テレビの影響は大きく、出演者が例文のような敬語を使うと一定数、「正しい」と思う人が出るものです。とくに敬語に慣れていない若者への影響は大きく、実にいろいろな場所で「おっしゃられる」を耳にするようになりました。とはいえ、これはやはり間違った敬語の使い方。典型的な二重敬語です。

(修正)川崎監督もおっしゃっていましたが、岡崎投手の調子は本当によさそうです。

 「おっしゃる」は「言う」の尊敬語で、例文ではそれに「~れる」がついています。「おっしゃる」だけで十分、敬意が表されているので、「~れる」は必要ありません。このパターンは本当に多く、「お読みになられる」「ご覧になられる」などはすべて間違い。「お読みになる」「ご覧になる」が正しい使い方なのです(「読まれる」「見られる」にしてもOK)。

 「『おっしゃられる』は許容されつつある」という見方もありますが、それでも二重敬語はまわりくどく、美しい言葉遣いと言えないのは確かです。せっかくのいい文章、いいスピーチも「二重敬語で台無しに」なんてことにならないよう注意しましょう。

筆者紹介:上町台地上にある高津高校出身。新聞社・出版社勤務を経て、現在、WEBや雑誌等で活躍中。NPO法人「まち・すまいづくり」会員。

#うえまち台地 #上町台地 #大人のための文章教室 #作文術 #文章術

Posted in 大人のための文章教室
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