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大人のための文章教室第35回 その文章、2通りの解釈が可能では?

Posted on 2024年1月15日2024年2月7日 by うえまちウェブ編集者

ライター・編集者
松本 正行

(例文)甘いチョコレートは好きではありません。

この文章をみなさんはどう解釈したでしょう。おそらく、多くの人は「甘いチョコレートは嫌い。ビターチョコレートが好き」というふうにとらえたと思います。ただ、「チョコレートは甘いので好きじゃない」ととらえることも可能で、実際、そう思った人もいるはずです。書き手の思いがどちらだったのかは、この文章からだけからでは判断がつきません。

(修正1)甘いチョコレートは嫌いで、苦いチョコレートなら好きです。

(修正2)チョコレートは甘いので好きではありません。

このように書くと解釈に迷うことはありません。

同様の例はいくつもあって、たとえば「画家の弟は大阪市民だ」という文章だと、「画家には弟がいて、彼は大阪市民」なのか「私の弟が画家で…」なのかが不明です。多くの人は前者ととらえるかもしれませんが、あいまいな部分がある限り、やはり修正すべきでしょう。

冒頭を「その画家」にするだけで、あいまいさは解消できます。「私の弟が画家で、大阪市に住んでいる」という具合に2つに分けるのも手です。表現の工夫は文章力を高めます。いろいろ試してみてください。

筆者紹介:上町台地上にある高津高校出身。新聞社・出版社勤務を経て、現在、WEBや雑誌等で活躍中。NPO法人「まち・すまいづくり」会員。

#うえまち台地 #上町台地 #大人のための文章教室 #作文術 #文章術

Posted in 大人のための文章教室
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