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大人のための文章教室第23回 言葉を補って正しくニュアンスを伝える

Posted on 2022年8月30日2023年9月1日 by うえまちウェブ編集者

ライター・編集者
松本 正行

(例文)話をよく聞く人をトップに選び、組織は一致団結し業績向上が図れる。

どうにも中途半端な文章です。読点の前と後ろがなんとなくかみ合わないだけでなく、前の文が後ろの文の「手段」なのか、「条件」なのかもよくわかりません。実は、こうしたミスは意外と多くて、書き手が読み手の立場になって読み返していないことによって起こります。手段か条件かは書き手には自明ゆえに、修正の必要性を感じないんですね。

(修正)話をよく聞く人をトップに選ぶことで、組織は一致団結し業績向上が図れる。

前の文を後ろ文の手段とするなら上のようになり、条件ならば「話をよく聞く人をトップに選べば、組織は一致団結し業績向上が図れる」と書かなくてはいけません。また、「選んでいるので」と書けば前の文は後ろの理由になります。手段と条件、理由では伝えたいニュアンスが微妙に異なります。自分の思いを正しく伝えるためにも、きちんと言葉を補い、適した表現になるよう心掛けてください。

筆者紹介:上町台地上にある高津高校出身。新聞社・出版社勤務を経て、現在、WEBや雑誌等で活躍中。NPO法人「まち・すまいづくり」会員。

#うえまち台地 #上町台地 #大人のための文章教室 #作文術 #文章術

Posted in 大人のための文章教室
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