Skip to content

大阪の情報サイト
 うえまち新聞web

  • ホーム
  • まちネタ
  • グルメ
  • くらし
  • イベント
  • 名所案内
  • コラム・シリーズ
  • 過去のうえまち新聞
  • お店・団体一覧
うえまちweb オフィシャルパートナー
寺子屋うえまちinいちえ

大人のための文章教室第25回 接続詞を省いて締まった文章に

Posted on 2022年10月30日2023年9月1日 by うえまちウェブ編集者

ライター・編集者
松本 正行

(例文)彼は駅に向かった。そして、彼女も駅に向かった。だから、彼らは会うことができた。

映画のような劇的な場面を描いたつもりなのですが、どうも間延びした感じがしてしまいます。理由は、この短い文章のなかに接続詞が2つもあるから(「そして」と「だから」)。

試しに2つとも取ってみましょう。まったく違和感がありませんよね。締まった感じがして、映画ような情景が浮かびます。

(修正)彼は駅に向かった。彼女も駅に向かった。彼らは出会うことができた。

接続詞は文と文をつなぐ働きをしています。読み手の理解が進む「方向指示器」のような役割もしています(「しかし」が出てきたら反対の意味の文につながる=逆接、など)。とはいっても、多くの接続詞はなくても意味は通じるのです。むしろ、接続詞が多過ぎると読みづらくなってしまいます。

「しかし」など逆説の接続詞は省略しないでいい場合がほとんどですが、「そして」など順接の接続詞の多くはなくても大丈夫。接続詞は必要最小限に――覚えておきましょう。

筆者紹介:上町台地上にある高津高校出身。新聞社・出版社勤務を経て、現在、WEBや雑誌等で活躍中。NPO法人「まち・すまいづくり」会員。

#うえまち台地 #上町台地 #大人のための文章教室 #作文術 #文章術

Posted in 大人のための文章教室
< 前
次 >
 UEMACHI web
  • ホーム
  • まちネタ
  • くらし
  • グルメ
  • イベント
  • 名所案内
  • コラム・シリーズ
  • 過去のうえまち新聞
  • お店・団体一覧
  • プライバシーポリシー
  • 運営団体

Copyright 2023. NPO法人まち・すまいづくり All right reserved.