ライター・編集者 松本正行

文楽のような古典芸能は難しいと思われがちですが、ここまで何度か書いてきたように、意外とわかりやすく、一度行ってみたら、「あれ、けっこう楽しいねぇ」となるものです。実は、6月・7月・8月はそんな文楽初心者向けのイベントが続きます。
まずは、6月5日から「第42回 文楽鑑賞教室」が始まります。演目は牛若丸と弁慶が対決する「五条橋」で、そのあとに文楽とはそもそもどのようなものかの解説「文楽へようこそ」が続きます。さらに「三十三間堂棟由来」という構成です(全部で約2時間)。
7月19日からは「令和7年夏休み文楽特別公演」がスタート(8月12日まで)。こちらの第1部は「親子劇場」と銘打ったお子様向けの演目「西遊記」。さらに解説もつきます。お子様のおられる方は一緒に「初めての文楽」を楽しむといいでしょう。ちなみに、第2部の「桂川連理柵」は落語「胴乱の幸助」でおなじみの「おはんちょう」です。
これを機に、ぜひ文楽の魅力に触れてください。
●「第42回 文楽鑑賞教室」
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2025/706bunraku
●「令和7年夏休み文楽特別公演」
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2025/2025summer
筆者紹介:上町台地上にある高津高校出身。新聞社・出版社勤務を経て、現在、WEBや雑誌等で活躍中。NPO法人「まち・すまいづくり」会員。
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