上町台地の風景や人々を題材にした写真に、毎年春、賞を贈る写真賞「夕陽丘うえまち写真コンテスト」。
2023年4月から2024年4月まで募集された「第18回」の応募者の中から、受賞された方々の作品をご紹介します。

青春賞
「萌芽」
撮影:川上詩織
撮影場所:大阪城公園
撮影時のエピソード
写真を撮ろうと歩いていると、切り株を突き破ったような芽を見つけ、すごいと思い撮りました。
審査員評
江口保夫(フォトキョイ):どこにでもありそうな切株、その切株の中の萌芽を見落とさずに、撮影された作者の感性は素晴らしい。このような感性を持ち続け新しい写真を撮り続けてください。
清水ミサコ(ラメカカメラ堂):すごいという気持ちがすごい伝わってきました。白飛びさせず上手く撮影していると感じます。余談ですが、以前切り株の穴にすっぽりはまって立つアライグマの写真を見たことを思い出しました。川上さんもこの芽のようにたくましく世の中を渡って下さいね。
田中一泉(日本写真映像専門学校):命のサイクルという言葉を誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。この作品からはそれを感じるとともに、自然の力強さを感じることができる良い写真です。作者の年齢で身近にあるこのような小さな素晴らしさに気がつけるポイントにも才能を感じています。
「夕陽丘うえまち写真コンテスト」第18回へのご応募、過去の作品ほか詳細は 、
→夕陽丘うえまち写真コンテストHPへ。