上町台地の風景や人々を題材にした写真に、毎年春、賞を贈る写真賞「夕陽丘うえまち写真コンテスト」。
今月から、「第18回」の受賞者をご紹介します。
2024年4月から2025年5月までの応募者の中から、受賞された方々の作品をご鑑賞ください。

上町台地パンフ賞
『声を合わせて「えいえいおー!」』
田中雅之
撮影時のエピソード
「吉祥寺」で斎行された「大阪義士祭」、地域の人たちが盛り上げる上町台地のお祭りです。
四十七士には足りませんでしたが、ちびっ子義士たちは元気に勝ち鬨を上げて、
時代行列に出発して行きました。
審査員評
江口保夫(フォトキョイ):
吉祥寺「大阪義士祭」。私は行ったことはありませんが、面白そうな祭りですね。いいタイミングで撮られました。子供たちの元気な声が聞こえてきます。
清水ミサコ(ラメカカメラ堂):
非常にベタなテーマですが、これを子供たちにやられたら選ぶしかないですよね、さすが田中さん、よくツボを心得ていらっしゃるという作品です。皆さん表情がとても良いのですが、右から三番目の子の剣を口にくわえている様が、子供のリアルっぽくて好きです。
田中一泉(日本写真映像専門学校):
本作をみていると声が聞こえてくるようです。素晴らしいストレートな写真です。子供達一人一人の表情に活気を感じる良いシャッターチャンスであるところから作者の方の高い技術力が伺えます。ぜひ、今後もこのような写真を撮り続けていただきたいです。
第19回「夕陽丘写真コンテスト」作品募集のお知らせ


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