江戸時代に活躍した絵師呉春(1752~1811)の画業を振り返る展覧会。写生を重視し、江戸画壇で一世を風靡し、四条派として知られ、近代の京都画壇にも大きな影響を与えた呉春が手掛けた寺院の襖絵などの大作は必見です。絵画のみならず俳諧や謡曲といった芸事に通じていた様子も紹介。
与謝蕪村(1716~83)に師事し、絵画と俳諧を学んだ呉春は、呉服里
(現在の大阪府・池田)で春を迎えた折に「呉春」と名を改めたと言われています。円山応挙(1733~95)と絵画について語り合ったとも言われています。
特別展「呉春―画を究め、芸に遊ぶ―」概要
会期:10月19日(土)~ 11月24日(日)
展示替:
【前期】10月19日(土)~ 11月4日(月・振替休日)
【後期】11月6日(水)~ 11月24日(日)
休館日:毎週月曜日(11月4日〈振替休日〉開館、翌5日〈火〉休館)
時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般 950円 / 高校・大学生 730円 / 小学・中学生 無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料