大阪城では、春夏秋の各シーズンに、重要文化財の櫓を特別公開予定。
春の特別公開では、「多聞櫓(たもんやぐら)」「千貫櫓(せんがんやぐら)」が観賞できます。
「多聞櫓」:松永久秀の「多聞城」に由来する様式。現存するのは、大阪城のみ。大門の上の渡り櫓、そこからつながる続櫓(つづきやぐら)からなります。大物の上など、普段見ることができない貴重な体験です。
「千貫櫓」:かつてここに位置した石山本願寺を織田信長が攻め落とそうと苦戦する中、「千貫文出しても奪いたい」と噂された言葉が由来となっているそうです。大阪城内で、「乾櫓」ととものい最も古い建物で、「大坂夏の陣」の5年後に築かれたものが残っているのだとか。火縄銃を構えて大手口を狙う、貴重な体験ができます。
概要
3月16日(土)~4月21日(日)10時~16時30分(入場は16時まで)
券売所:西の丸庭園
入場料:天守閣セット券大人1300円、櫓入場券+西の丸庭園大人800円、商人(中学生以下)300円