キース・へリング(1958-1990)はアメリカ北東部ペンシルベニア州生まれ。1980年代、ニューヨークの地下鉄構内で、空いた広告板に貼られた黒い紙にチョークで描く「サブウェイ・ドローイング」を開始。警官に捕まらないよう素早く描き、地下鉄に飛び乗って次の駅へと向かっていたそうです。一躍有名になり、絵が剥がされ売買されるようになったことから、5年間で地下鉄アートは終了。その後も社会風刺や、人々への訴えを、独特なアクションラインでコミカルに描き続け、31歳の若さで亡くなるまで、エイズ予防啓発運動や児童福祉活動にも尽力しました。
本展では、そんな彼の作品150点を紹介。6メートルもの大型作品も登場します。会場内は一部を除き、撮影OKだそうです。音声ガイドは俳優の磯村勇斗さん。ストリートアートの神髄を体験しに出かけてみては。
●開催概要●
会期 (2024)4/27(土)~6/23(日) 10時~17時30分(入場は17時まで)
休館 月曜、祝日の場合は開館、翌日休館
会場 兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
料金 一般2000円、高大生1200円、小中生500円
※その他のチケットは公式HPへ
問合せ 050-5541-8600
ポイント1 キース・ヘリング作品でよく見あるアレは、「ラディアント・ベイビー」!
ヘリング作品によく登場するポピュラーな赤ちゃんのモチーフは、ラディアント・ベイビーと呼ばれるもの。ヘリングは、社会の色に染まらず、純真無垢で、未来への希望である赤ん坊が、人間の完璧な姿だと考えていたそうです。本展でも、ぜひ探してみて下さい。
ポイント2 社会に訴えたかったへリングに思いを寄せる
社会風刺的な作品も、コミカルに描き続けたへリング。「本を読もう」という呼びかけも、こんなに楽しそうな1枚に。
ポイント3 幅6メートルの超大型作品!
1985年に上演された黒人のストリートダンスと、社交ダンスの誕生300周年を記念したパフォーマンス『スウィート・サタデー・ナイト』の舞台背景として作られた大型作品が登場。横6メートルを超える画面いっぱいに黒い線でダンサーが踊るように描かれています。
ポイント4 見ているだけで楽しい、持って嬉しい展覧会グッズ
★☆読者プレゼントのお知らせ☆★
「キースへリング展 アートをストリートへ」のチケットを2組4名様にプレゼントします。
メールタイトルに「キースへリング希望」とご記入いただき、本文に下記①~⑥を記載の上、下記アドレスまでメールをお送りください。
①お名前 ②お電話番号 ③ご住所 ④年齢 ⑤うえまちwebに掲載してほしいこと ⑥街にまつわる気になること
メール宛先:webuemachi@machi-sumai.com
※申込〆切:5月15日午前10時 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
ご応募お待ちしています。