

奈良国立博物館(奈良市)で、7月26日(土)~9月23日(火・祝)、特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」が開催されます。
奈良博開館130年、天理大学創立100周年を記念した本展では、古代エジプトやインカ帝国、シルクロード由来の出土品、アジア・オセアニア地域の儀礼用仮面やペルーのミイラ包みなど、世界各地から収集された考古・民族資料を約220件展示します。六千年に及ぶ人類の歴史をたどりながら、世界中を探検するように鑑賞できる展覧会です。
さらに、本展を盛り上げる特別企画が!
光とデジタルの特別演出『摩訶不思議アワー』実施!


通常照明とは異なる演出をする「摩訶不思議アワー」を日時限定で実施。照明を開館時間中に変化させる奈良国立博物館では初めての試みとなります。夕刻の奈良博が幻想的な“異世界”へと変貌します。※写真はイメージです。実際の演出と異なる場合があります。
第1章の「ひろがる祈りの世界」、第2章の「ニューギニアの祖霊・精霊」、第3章の「北京の看板」の3つの展示空間を中心に、全体の照明が夜の雰囲気にガラッと変わる「摩訶不思議アワー」を開催。同館初の試みだそうです。
実施日は、以下の通りです。
◆実施日時:7/26(土)~9/23(火・祝)の毎週土曜日、8/5(火)~15日(金)の17時~19時、毎週日曜日15時~17時 ※予告なく変更になる場合があります。


音声ガイドナビゲーター・大沢たかおさんの特別インタビュー、公式サイトで公開!
音声ガイド収録後に実施した特別インタビューを展覧公式WEBサイトにて公開。世界を旅する面白さ、人々がつくりあげた「モノ」を実際に目にして感じることの大切さなど、「世界探検の旅」への想いを語っていただきました。
展覧会概要
会 期
令和7年(2025)7月26日(土)~9月23日(火・祝)
会 場
奈良国立博物館 東・西新館
休館日
7月28日(月)、8月4日(月)、8月18日(月)、8月25日(月)、9月1日(月)、9月8日(月)、9月16日(火)
開館時間
午前9時30分~午後5時
(毎週土曜日および、8月5日(火)~8月15日(金)は午後7時まで)
※入館は閉館の30分前まで
観覧料金
当日 | 前売・団体 | |
---|---|---|
一般 | 1,800円 | 1,600円 |
高大生 | 1,300円 | 1,100円 |
- 高大生は要学生証 ・中学生以下無料 ・障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)持参(介護者1名を含む)、奈良博メンバーシップカード持参(1回目及び2回目の観覧)、賛助会会員(奈良博、東博〔シルバー会員を除く〕、九博)、清風会会員(京博)、特別支援者は無料。
- 本展の観覧券で、名品展(仏像館・青銅器館)も観賞可
- 奈良国立博物館キャンパスメンバーズ会員(学生)は400円、同(教職員)は1,700円(当日券)。観覧券売場にて要学生証または職員証。
音声ガイド
俳優の大沢たかおさんが音声ガイドナビゲーターに就任
関連イベント
記念講演会
①8月9日(土)「文明の交差する世界」
講師 : 巽 善信 氏、江 介也 氏(いずれも天理大学附属天理参考館)、内藤 航(奈良国立博物館)
②9月6日(土)「神々と摩訶不思議な世界」
講師 : 早坂 文吉 氏、荒田 恵 氏、間舎 裕生 氏(いずれも天理大学附属天理参考館)
③9月20日(土)「追憶の20世紀」
講師 : 梅谷 昭範 氏、中尾 徳仁 氏(同)
- 時間:午後1時30分~午後3時15分(午後1時開場)
- 会場:奈良国立博物館 講堂
- 定員:各180名(事前申込抽選制)
- 聴講無料(展覧会観覧券等の提示は不要です)
- 申込方法:当館ウェブサイト「講座・催し物」→「公開講座」申込フォームより必要事項をご入力の上、お申し込みください(WEB申込のみとなります)。
摩訶不思議アワー
日時限定で、いつもの博物館とは異なる照明やデジタル演出を実施!
没入感のある特別な時間にもご期待ください。
- 実施日時
毎週土曜日および8月5日(火)〜8月15日(金)の午後5時〜7時、
毎週日曜日午後3時〜5時