印象派の巨人・モネの大規模な展覧会が大阪で開催されています。通常は、ある特定の美術館のコレクションを中心にしたものが多くのですが、今回は国内外約40館以上から代表作約70点を選りすぐったとのこと。しかも、「積みわら」「睡蓮」「ウォータールー橋」などをモチーフにした連作に焦点をあてています。
モネは年々にもわたって同じテーマの作品を描き続けたのですが、時間とともに作風が変わっていくのがよくわかります。とくに、空気感の描き方の違いなどに注目すると面白いでしょう。なお、印象派が誕生したのは1874年で、いまからちょうど150年前でした。その記念にふさわしい展覧会です。
場所 大阪中之島美術館
会期 ~5月6日(月・祝)※月曜休館
料金 一般2500円